けいなママのオンラインチューターコラム

ボーディングスクールとは

学校の施設に寮も併設され、勉強中以外にも日々の生活をサポートする学校を指します。

全寮制を指すことが一般的ですが、学生の何割かが寮生というケースもあります。

授業は基本的に英語で行われます。

勉強以外も身につく

学校は各学問を学ぶところですが、寮で集団生活を送ることで勉強以外にも身につく点があります。多くの学生が日常生活を送るため、広い敷地で通学のみの学校では得られない経験ができるのも特徴です。

例えば下記のような点が学べます。

• 規則を守る
• 他人とのコミュニケーション力
• 礼儀正しさ
• 我慢する心

寮制のため、起床してから就寝するまでの間、勉強に集中できる環境が揃っています。ジョギングなどの運動をしてから朝食をとり、勉強に臨むといったケースも珍しくありません。

インターナショナルな学校

ボーディングスクールのルーツはイギリスのため、日本国内におけるボーディングスクールはインターナショナルスクールとして運営されている傾向にあります。

スポーツに関しても、部活動は教師が担当するのではなく、専門的なコーチを外注しているのが一般的です。様々なスタッフが学生の勉強生活をサポートしています。

日本国内でも増えつつある

海外発祥という点もあり、ボーディングスクールに通う場合、主に海外留学することがほとんどでした。しかし、2010年代より東北地方や中国地方など、日本各国でボーディングスクールが開校され、国内でも学校数は増えています。

ただし、学校数は限られているため、日本国内でボーディングスクールに進学するとなると、受験対策が重要です。

普段の授業がすべて英語で行われるケースもあり、通いたい学校によっては早い段階から英語を学んでおく必要もあります。

名門校は難易度アップ

例えば、アメリカには「The Ten Schools（テンスクール）」と呼ばれるボーディングスクールの名門校があります。語学や成績以外に、スポーツや課外活動などでの活躍が求められます。

卒業生には、世界的な経営者や政治家なども多いです。

国籍が影響する場合もある

学校によっても異なりますが、ボーディングスクールの場合、学生の人種についてバランスを考えるケースがあります。アジア地域または日本人として入学の何割を予定するかは、学校によって変わる部分です。

あらかじめ入学を希望している学校の傾向を掴んでおく必要があります。

英語スコア

学校によっては英語力が必須です。例えば、学校側が指定するTOEFLなどの点数をクリアしていることを証明する必要があります。

ESLクラスがあれば入学後に英語学習サポートを受けられますが、入学を突破するために英語の勉強は欠かせません。また、受験する学生本人だけではなく、学校とコミュニケーションをとる保護者が英語を話せる点も影響する可能性があります。

面談や面接

受験は学生に加えて、保護者も面談を受ける必要があります。保護者との面談を実施する理由は様々ですが、学校が考えている教育方針と保護者の認識に相違がないか、判断する部分もあります。

「とりあえずボーディングスクールを受験させよう」というのではなく、方針を理解したうえで学校を選択しなければいけません。希望の学校出身者から話を聞いたり、学校と連絡を取り合って方針を把握したりすることが大切です。

ボーディングスクール向けの英語学習をご検討でしたら、けいなママのオンラインチューターへご相談ください。希望する授業のリクエストも受け付けております。