けいなママのオンラインチューターコラム

多言語を習得しやすい

例えば、英語と日本語を習得したバイリンガルは、両方の回路を脳内に持っています。

日本語をいったん英語に訳し、その英語を日本語にして理解します。

しかし、バイリンガルは訳さずとも、英語から日本語、日本語から英語へと、リアルタイムで理解できるのです。他の言語を学ぶときも、この脳内回路は応用できます。

日本語しか話せない場合よりも、多言語を習得しやすい傾向にあるのです。

柔軟な思考力が身につく

1つの言語しか話せない場合、1つの単語に対して1つの内容でしか理解できません。

その点、バイリンガルは1つの単語に対して、2つ以上の言葉で理解するので、柔軟な思考力が身につきます。より柔軟にルールを切り替えられ、それは状況に応じて適した判断を下しやすくなるのです。

これは価値観についても同じであり、1つの価値観やその文化の価値観にとらわれず、物事をいくつもの視点から見ることができます。グローバルな価値観も得られて、人種や宗教の枠を越えて理解できるのです。

アメリカ流のコミュニケーション能力が身につく

英語を習得するためにアメリカの学校に留学すれば、アメリカ流のコミュニケーション方法を学ぶことになります。

アメリカでは自分の意見や立場を明確にし、議論などで積極的に発言するという文化があります。これは、「察する」という能力を重視する日本の文化とは大きく違う考え方です。

留学先でアメリカ流の生活を送り、現地のスタイルが身につけば、日本とアメリカ双方のコミュニケーション能力を備えていることになるのです。

その結果、相手の文化に応じて、その都度伝えやすいコミュニケーション方法がとれるようになります。

講師から直接英語を習える

塾では講師から英語を習うので、直接英語を聞いて覚えることができます。英語は話し方のニュアンスがあり、ニュアンスが少し違うだけでもネイティブの方には通じません。

塾でなら直接聞いて発音を覚えられるので、ネイティブに通じる話し方を身につけられます。微妙なニュアンスも、講師の発音を聞けば理解しやすいでしょう。

わからない部分を質問できる

講師から直接習うので、わからない部分があればすぐに質問できます。わからない部分をそのままにせず、理解しながら英語を習得していけるのです。

英語の発音や意味、文法についてはもちろん、学習計画の相談、自分の発音が正しいかどうかも、アドバイスや指導を受けられます。

モチベーションを保ちやすい

英語が話せるようになるには、一般的に3,000時間の勉強が必要とされています。塾で勉強するにしても、長い時間学んでいかないと身につきません。

自宅での独学だと、モチベーションを保ち続け、勉強を続けるのはなかなか難しいといえます。塾であれば、毎週レッスンの日と時間が決まっているので、モチベーションを保ちやすいです。

また、他の生徒と競争したり、一緒に学んだりして刺激を受けることも、モチベーション維持には重要です。