けいなママのオンラインチューターコラム

発音がしにくくなる

英語はスポーツにたとえられることがあります。引退したスポーツ選手で、筋肉の衰えが見られるケースも少なくありません。

競技にもよりますが、スポーツ選手がその競技のために鍛えた筋肉は、日常生活で使用する筋肉とは異なることが多いです。そのため、現役を引退すると鍛えた筋肉をほとんど使用しなくなることが、衰えの理由とされます。

これと同様に、英語には日本語にはない母音や子音が多いため、日本語とは発音が異なります。発音が違うということは、日本語を話すときに使っていない口の筋肉を使っているということです。

そのため、英語を話さなくなるとその筋肉を使わなくなるので、筋肉が衰えてさらに英語力の衰えにもつながります。

英語で思考ができなくなる

英語力の衰えは、脳の使い方にも関係しているかもしれません。よく帰国子女の方が「海外で生活していた頃は、夢の中の自分も会話は英語だった」と話すのを聞いたことはありませんか。これは日常生活で英語を話しているときは、普段から英語で物事を考えているということです。

しかし、日本に戻って英語を話さない生活に慣れてしまうと、必然的に物事も日本語で考えるようになります。これもまた英語力が衰えてしまう原因の一つです。せっかく身についた英語力を維持するためには、塾に通うなどの対策を講じる必要があります。

ここ数年はコロナ禍というかつてない特殊な状況になっていることもあり、帰国子女向けの塾でも、Zoomなどを使ったオンラインスタイルが人気です。

塾に通う

塾に通うことは、英語力を維持する方法の一つです。

最近では帰国子女向けにレベルの高いクラスを用意している塾やオンラインの塾などもあります。特にオンラインの場合は、自宅で授業を受けられるのが大きなメリットです。

また、費用面でも負担がそこまでかからないといったことも特徴として挙げられます。

インターナショナルスクールに通う

インターナショナルスクールのメリットは、必然的に普段から英語を使用する環境を作れることです。授業はネイティブスピーカーの教師によるもので、友達との会話も必然的に英語を使用することになります。

海外で生活していた頃と同じような環境を作れるため、英語力の維持にはうってつけです。ただし、授業料などの金銭的な負担は大きくなります。

英語の家庭教師をつける

英語の家庭教師をつけるのも、英語力維持における一つの方法です。家庭教師なら自分のペースで英語を学ぶことができますし、何よりマンツーマンで英語を教わることができます。これは家庭教師をつけて英語を学ぶ大きなメリットです。

また、家庭教師の場合は自宅に先生が来てくれるということで、自分の目の届くところに子どもがいるという安心感もあります。また、最近はオンラインによる授業スタイルも選べるため、ライフスタイルなどに合わせて授業を受けることができます。