けいなママのオンラインチューターコラム

STEAM教育とは？

STEAM教育はIT技術が広く普及した今日の社会において、広く活躍できる人材を育成するための教育方針です。

「STEAM」は「Science（科学）」「Technology（技術）」「Engineering（工学）」「Art（芸術）」「Mathematics（数学）」の頭文字を取った造語で、それぞれが今日の教育において重視されるべき要素となっています。

また、「Art」には「Liberal Art（教養）」も含まれ、教養を身につけるための多種多様な学問を示します。そのため、STEAM教育の対象となる学問は多岐にわたり、「特定の学問を軽視してもよい」という概念ではないという認識を持つことも大切です。

STEAM教育への注目度が高まったきっかけ

STEAM教育は、アメリカの国立科学財団に所属していたジューディス・ラマレイ博士によって2001年に考案されました。「STEAM教育」と命名したのも同氏です。

この言葉・概念は比較的新しく、社会全体のIT化が本格的に進み始めた時期に誕生したことがわかるでしょう。STEAM教育の概念が一般的になったのは2013年で、当時のバラク・オバマ大統領が国内における教育政策の軸としてSTEAM教育を推進したことがきっかけとされています。

日本におけるSTEAM教育の現在地

日本においてもSTEAM教育の概念は浸透しつつあり、教育機関での導入も進んでいます。文部科学省もSTEAM教育を重視した教育方針を発表しており、今後は学校における教育方法などにも変化が生じることが予想されます。

一方、教育現場へのSTEAM教育の導入は世界的に見て遅れをとっているのが現状です。これは、STEAM教育に対応するための設備や施設の普及が進んでいないことが要因と考えられます。

そのため、個人レベルでSTEAM教育に対応したい場合、塾などの民間の教育サービスを利用するのが効果的といえます。

場所を選ばず、質の高い授業を受けられる

近隣にいい塾が見つからず、質の高い授業を受けるためには遠方の塾まで通わなければならないということもあるでしょう。

オンライン塾は場所を選ばず、自宅にいながら質の高い授業を受けられることから、近隣に塾がないという方にもおすすめです。また、自宅で授業を受けられるというので、時間を有効活用できることもオンライン塾のメリットといえます。

授業料が安いことが多い

一般的な塾は建物を借りて授業を行っているケースも多く、家賃が発生する分、授業料が高くなりがちです。

オンライン授業は広いスペースを確保する必要がなく、その分、授業料が安くなることが多い点もメリットになります。

子どもの安全を確保できる

子どもを塾に通わせる場合、特に帰宅は夜遅い時間になってしまうことも少なくありません。

オンライン塾の場合、自宅にいながら授業を受けられるため、子どもの安全を確保できる点もまた大きなメリットとなります。

感染リスクがない

昨今は、新型コロナウイルスの感染リスクについてもよく考えなければなりません。オンライン塾は感染リスクがないため、今日においてはよりメリットが多いといえるでしょう。